市街地に建つモダンなトラバーチン塗り壁の家

当初はリフォームで計画を進めていたが、b.h.e.pの建てる新築住宅で採用している、ジョイコス住宅システムの家を見学された時の快適性が気に入って頂けたようで、リフォームから新築へと計画を変更していった。
医者一家である建主さんが住まわれるのは約60坪の大迫力のモダンなお家だ。近年では時代の流れとともに、小さくなり30坪前後の住宅が多い。なので約2棟分の大きさだ。はたまたデザインはというと、白壁でトラバーチン塗り壁をバランス良く配置したシンプルモダンな雰囲気だ。中は柔らかなアッシュ系のフロアを基調に包み込んでくれる。間接照明があちこちにちりばめられ照明の当たり方も良い。そしてこだわりの点はオーダーで製作した収納家具類だろう。デザイン、マテリアル、寸法まで全て建主さん仕様に一から作り上げた。まさに一点モノだ。
そして最後は和洋折衷なこじんまりとした和室。壁は全てしっくいで仕上げられなんとも居心地の良い空間となった設計者である私も建築中ここには長居してしまったのを思い出す。

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用途:個人住宅
竣工:2020年3月
構造:木造
階数:地上2階
敷地面積:849.00㎡
延床面積(住宅):193.56㎡
C値:0.08㎠/㎡

設計:b.h.e.p architect studio
施工:べすとほうむEP
撮影:tawawa studio

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